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自転車、PC、ラジコン、雑談を書き連ねていく そんなところ…
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それでもわからんって方はスミマセンw
アラヤのスワローは、結構人気が高いと聞く。
だが、スワローで輪行を考えているランドナー初心者にとって、その手順などが詳しく解説されたサイトがあまり無い。
なにより、スワローの取り扱い説明書には、輪行の手順など何一つとして載っていない。
そこで、ランドナー初心者の俺が人柱となり、同じようにランドナー初心者で、スワローに乗っているひとのために、輪行の手順を掲載しようと思ったわけである。
【まえがき】
2014年6月、アラヤのスワローに乗ることになった。
理由を語ると長くなるので省くが、せっかくのランドナーだから、時間があるときは旅もしたい。
しかし、自転車のみの旅では、疲れてしまう場合もある。
自転車旅だから自転車で旅をして疲れるのは当たり前だ・・・というひともいるかもしれない。
だが、せっかくの輪行仕様だし、移動手段が増えれば悪天候に見舞われたときも安心である。
そこで、アラヤのスワローに適した輪行を考えていた。
「長谷川商会 E印 クルクル」
この輪行バッグは、「旅自転車とランドナーの本」という雑誌でも紹介されており、使用例の自転車がスワローだった。
だが高い・・・。
いや、専門的な用具だし、いいものは高いのはわかるんだが、貧乏な自分には辛い。
実物を見たわけでもないので、バッグ自体をどこまでコンパクトにできるかもわからない。
とりあえず、スワローを買ったお店に行き、相談したところ・・・
「OGK バイクポーター 1400」
が使えるとのことだった。
「フォーク抜き」をすることにより、後輪も外すことなく、収納可能だという。
また、リアキャリアが付いてても使えるという。
さらに、値段も6,000円を切っている。
とりあえずこれを使い、ボロボロになって買い替えが必要になったとき、改めて「E印 クルクル」にするか、考えればよいと思ったわけである。
アマゾンだと5,000円を切るが、そこは義理人情。
自転車を買ったお店で輪講袋やフレームカバーも購入した。
【ここから本題】
自転車は前述の通り、「アラヤ スワロー/ランドナー」。
俺の場合、サイドバッグを装備するため、日東のリアキャリア付きである。
それ以外の改造点は何もない。
【用意するもの】
・OGK バイクポーター 1400(固定ベルト3本・ショルダーベルト1本付き)
・オーストリッチ フレームカバーB(4枚入り)
・32ミリ ヘッドスパナ
・携帯工具
・覚悟(革サドルやフレームにキズやチェーン油がついてもいいという覚悟)
・軍手やティッシュ(油汚れがひどい)
【輪行手順】
さて解説に入ります。
写真のピントが合ってないのもありますが、お許しを。
携帯工具はともかく、32ミリヘッドスパナは探すのが大変だった。
今はほとんど売ってないからな~。
雑誌の紹介は、自転車をピカピカにした状態なので参考になりません。
普段乗ってる自転車だから、油や砂埃などの汚れだらけ。
もちろん、定期的に掃除はしてますけどね・・・。
まずフレームにフレームカバーをつけます。
(今回解説するにあたり、最初に付け忘れました・・・。)
次に左右のペダルを外します。
ペダルを置き忘れないように注意してください。
スワローは三ヶ島のイージータイプなので、工具も必要なく簡単に脱着可能。
ペダルの軸には、ベアリングの油がべっとりなので、要注意!
★ポイント
バイクポーター1400にはポケットがない。
なので、外したペダルを入れる巾着袋があるといい。
スワロー買ったときに三ヶ島のペダル入れ付いてきたけど、それでいいかも。
次に、左右のブレーキワイヤーを外しますが、部位の専門用語がわかりません。
図のようにブレーキの部分をずらしてください。
そうすると、ワイヤーにたるみが出ます。
そして、カンチブレーキをリム側にぐいっと指で押さえてください。
さらにワイヤーがたるむと思います。
そのままの状態で「太鼓部」と呼ばれる部分を外します。
★ポイント
慣れないと固くて指が痛くなる。
コツがあるのだが、上手く説明できません。ごめんなさい。
コツを掴めば、比較的簡単に外せる。
これでワイヤーが緩くなりました。
そして、ワイヤーはブレーキの中の回転するパーツに引っかかってます。
これを外してやりますが、中々上手くいかず、イライラすることもあります。
外れたら、おもむろにワイヤーを引っこ抜いてください。
グリップのゴムの部分に引っかかって抜けづらいですが、力任せで大丈夫です。
(俺はこの部分が最初外れないと思い、どうやって外すんだろうとずーっと考えてました。)
次に、ハンドルを外します。携帯工具の「六角レンチ」の出番です。
ハンドルさえ外れればいいので、ネジそのものを外す必要はありません。
まぁこれは問題ないでしょう。・・・が、最初はきつく締め付けられているので、大変な場合もあります。
事実、俺の場合、二人がかりでネジを緩めました。
次に、「32ミリヘッドスパナ」を使い、一番上のヘッド部を外します。
スパナはここだけしか使いません・・・。
パーツがついている順番だけは忘れないようにしてください。
次は、「六角レンチ」でネジを回します。
緩めるだけで外す必要はありません。
細いリング、太いリングはそのまま外せます。
ギザギザのリングもそのまま外せます。
最後のリングは手で回して外してください。
全て取り外した写真です。
これでフォーク抜きが可能になります。スポッと抜いちゃってください。
フォーク部は立てかけない方がいいです。一輪車状態なので。そのまま寝かせた方が無難です。
★ポイント
雑誌によると、外したヘッド部のパーツは、順番通りにフォークに戻しておくといい、とのこと。
そのアドバイスを守り、戻しておく。これでなくす心配もない。
車体を寝かせます。チェーン側を地面にしています。
その車体の上に、フォークを置き、ベルトで固定します。
さらにハンドルを置き、ベルトで固定します。
最後にフレームにショルダーベルトを取り付けます。
★ポイント
初心者なので、「ここだ!」・・・という固定位置がまだわからない。
ブレーキワイヤも一緒に固定しないとプラプラする。
固定ベルトも3本では物足りないので、100均でマジックテープでも買おうと思う。
サドル側を下にして立てかけ、輪行袋をかぶしてやります。
上部からショルダーベルトを出して、輪行袋底部の紐を締めます。
★ポイント
革サドルが傷む可能性があるので、サドルにバンダナでも巻いてやった方がいいかもしれない。
俺も今回のテストで、かなり傷がついてしまった。
これで完了です。お疲れ様。
忘れ物がないか、よく確かめてください。
自転車を立てかけて輪行袋をかぶした状態を撮影し忘れました・・・。こんなんばっかり。
代わりに、寝かせた状態でカバーを置いた写真を撮影しました・・・。
★ポイント
なにか、ちょうどいいチェーンカバーがあるといいかもしない。
輪行袋内がチェーンの油でギトギトに汚れるおそれがあるから。
俺は、紙ウェスでもチェーンに巻いて対処しようか考え中。
それと、ショルダーベルトにつけるパッドがあるといいかもしれない。
担いで見ると、クロモリは重いから肩が痛い。
組み立ては逆の順序で行うだけなので、まぁ問題ないでしょう。
組み立て後は、各部の取り付けやブレーキの効きなど、軽く走って確かめてから運転するのが安全かと思います。
【あとがき】
試しに担いでみたが、ずしりと重い。これだけ担ぐならまだいい。
問題は、長旅をするのを考えた場合、さらにバッグも担がないといけないこと。
それも一つではなく、3つ(フロントとサイドバッグ)。
そのバッグの中には、キャンプ用品や着替え、携帯工具類など入るわけだ。
こんなの担いで駅の階段とか登り降りするのを想像すると、ちょっと萎える・・・。
エレベーターを利用すればいいんだが、無い場合がね・・・。
さらに、万一ラッシュ時に重なってしまった場合、周囲への迷惑もある。
まぁとにかく、何度か電車に乗ってみて、輪行の手順等に慣れねばなるまい。