今回は、初心者向けの物理的なメンテナンスをざっと紹介する。
「CPUクーラーを取り外して、グリスを塗り直して~・・・」といった、中級者向けではないのでご安心。
PCのケース内は放置してないかな?
PCの不調の原因の一つに、掃除不足がある。
内部に埃が溜まったり、ケーブルが外れかかったりしていて、トラブルに見舞われることも少なくない。
内部の掃除をしつつ、ケーブルのゆるみをチェックしておこう!
用意するのは、台やケーブルの埃を取る「濡れ雑巾」と「エアダスター」。
この2台のPCは俺が使っているデスクトップPCである。
黒いスリム型がメイン機(ネットと軽作業用PC)
ピンクのATX型がサブ機(高負荷がかかる作業用PC)
2台使い分けている。当然だが。
室内で使うには、PCはデスクトップに限る。
空冷式で夏場も安定するしな。
特にサブ機は複数のファンを取り付けてあるので猛暑も問題ない。
メイン機に至っては、省電力仕様(消費電力65W)でパーツをチョイスしているので、冬場はファンレスにもできるw
さて、本題に入るか・・・w
まずは、メイン機の掃除を行うが、背面を見るとご覧のようにケーブルが多数取り付けてあるので、それらを全部外す。
何のケーブルかって?
電源、モニター、サターンコントローラー、ワコムの液タブ(HDMIとUSB)、スピーカー(出力端子とUSB)、有線LAN(有線は安定する)。
なお、マウスとキーボードは無線である。
外したら、ケーブルの汚れを濡れ雑巾でふき取り、ついでに台の上も拭く。
埃がすげぇw
お次は、ネジを外す。
そして、側面パネルを外す。
このパネルは丸い部分を押しながらスライドさせると簡単に外れる仕様になっている。
外すとご覧のようになってる。
マザボ、SSD、HDD、光学ドライブ・・・電源?
電源はない・・・というよりマザボに搭載されてる。
おかげで省スペースよw
さーて、エアダスターの出番だ。
まずはざっと、マザボ部分を見て、埃を吹き飛ばす。
おっと、外したパネルの裏側・・・うわっ、やっぱり埃が溜まってる・・・。
わかるかな?特に底の方がひどい。
次は前面パネルを外してみるか。
この取っ手を外し、パネルを外す。
おおお・・・w
前面パネルの裏側や吸気口部分がひどい。
白っぽく映ってるのは埃w
ケースの前部を見ると・・・うわわw
ここは吸気ファンがある。
外気を取り込むので、当然埃も溜まりやすい。
前部を裏から見てみよう。
見づらいかもしれんが、ファンの羽根に埃がw
ぎゃあああw
ドライブが取り付けられてる所を確認してみる。
このケース、ドライブの装着部分は可動させることができる。
って、やっぱり埃がw
掃除掃除!
・・・と、ここでケーブルのゆるみ具合をチェック!!
すると、ゆるみを発見した。
一旦、ケーブルをドライブから外して、きちんとつけ直す。
ここ、重要なポイントね!!
小型の排気ファンも埃が溜まってるので、掃除掃除!
最後に改めてケーブルのゆるみや、埃をチェックし、パネルを閉めて完了。
さて・・・もう1台の掃除だ!
サブ機の方も、台の上はごらんのように埃だらけ。
雑巾で拭く。
背面のケーブルを外したら、ネジを取って、側面パネルを外す。
画像ではわからないけど、グラボや電源などの上にうっすら埃が溜まっているw
ついでに反対側の側面パネルを外してみる。
背後に回せるケーブルは背後に通してある。
見映えをよくするためだが、正直、うまくいかないw
前面パネルを外してみる。
やはり埃が溜まっているので、エアダスターなどでキレイにする。
このフィルターはケース底面に装着されている。
電源の吸気ファンがゴミを吸い込まないように、デフォで装着されてた。
埃や汚れをキレイにしたら、ケーブルのゆるみチェック!
1ヵ所、ゆるみを発見したので、しっかりつけ直す。
このように、PCは定期的に点検することをおススメする。
ケーブルのゆるみなど、物理的なエラーで動かない、ということも実際あるのでね。
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