さて、俺は平成版のキングギドラとメカキングギドラも大好きで、こっちも観に行った。
キングギドラはゴジラの最大最強のライバルとして、ゴジラの前に何度も立ちはだかっている。
基本的に地球を侵略する側の手下として描かれ、かつて金星に栄えていた文明を滅ぼしたという設定もあったはず。
平成版ではその設定は無くなり、新たに「未来人が作り出したペットであるドラッドという小さな生き物(3匹)が、放射能を浴びて突然変異した」というものになった。
ストーリー自体はパラレルワールドも入り、少々無理があるというか、ゴジラ誕生の根本が書き換えられてしまうほどの内容なので、今思うと「どうなのよ?」というのは否めない。
ゴジラを人間側の都合で再び核で蘇らせるというのも、どうなのって感じだ。
それとメカキングギドラ自体かっこよくて大好きなのだが・・・、エミー・・・、せめてシートベルトしなってw
なお作中でエミー・カノーを演じた中川安奈さんは病により、2014年、49歳という若さで亡くなっている。
演技も上手で、違和感なくゴジラ映画に溶け込んでいた。
近年、ハリウッドゴジラが注目を浴びているが、俺は「どうなの?」って感じだな。
正直、東宝チャンピオンシリーズのゴジラをハリウッド版にしましたってくらい中身が薄い。
それと、アメリカ人はお決まりの家族愛や親子愛から離れられず、また未だに核兵器を容認する立場から転換することもできないため、「ゴジラ」が持つテーマから若干ずれてる感じがするんだよな。
ゴジラのフォルムもトカゲから抜け出せてないし。
まぁ「ハリウッドのゴジラ」として観るならありなんだろう。
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