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忍者ブログの作成ページが不安定で、そろそろ別のブログに引っ越そうか検討している。短文はともかく、長文の作成には向かない。
サイト側の不具合なのだが、全く直る気配がない。ここももうダメだな。

・・・さて、いつの間にか、win10の更新の項目に自動更新を遅らせる機能がついてたw
HOMEエディションにもついに導入されたわけだ。
何年も前からユーザーが「いい加減つけろよ!」と要望出して、やっとかよ・・・。

というわけで、今回は「自動更新の一時停止」と、おまけで簡易的な状態診断「メモリチェックのやり方」でも載せておこう。
それでは自動更新の一時停止から。


 【自動更新の一時停止】

なぜ今更になって、こんな一時停止機能がついたかは、後で説明する。
まずは使い方の説明。

トップ画面で左下の「田」(スタート)マークをクリック。
そのすぐ上に「歯車」(設定)のマークがあるはずなので、それをクリック。



すると「Windowsの設定」画面が出てくるはず。
その中の「更新とセキュリティ」をクリックする。



「Windows Update」の画面が出ると、4つの項目が表示されてるはずだ。
(※・・・この4つの項目は、今後のアップデートで名称などが変わる可能性がある)


上から

「更新を7日間一時停止」
「アクティブ時間の変更」
「更新の履歴を表示する」
「詳細オプション」

とあるはずだ。
今回は、「更新を7日間一時停止」と「詳細オプション」を見ていく。


 「更新を7日間一時停止」

この項目をクリックすると、その場で、その日から7日間、自動更新を停止させることができる。
つまり、クリックして、その7日間の間にWindows10のパッチが配信されても、更新されずに済む・・・というわけだ。
最大で35日間、一時停止できるので、5回クリックすることが可能らしい。


 Q・解除はどうやってするの??

クリックした時点で、その項目の上部に「更新の再開」という項目が出現するので、それをクリックすればいい。
ただし、「更新の再開」をクリックした時点で、「更新のプログラムの確認」が始まるので、もし修正パッチが配信されてるとダウンロードが始まる。


 「詳細オプション」

この項目をクリックすると、「詳細オプション」のページに入る。
その下の方に「更新の一時停止」という項目がある。
さらに「日付の選択」という項目がある。
これをクリックすると、日付が出てくる。
何月何日まで更新を一時停止させるか選択できる。

 


 Q・なんで更新の一時停止ができるの?
 Q・更新の一時停止はした方がいいの?

Windows10は未完成のOSで、大型アップデート(メジャーアップデート)を繰り返すたびに、致命的なバグをばらまいてきた。
そのバグを修正するはずのパッチや、毎月中旬に配信される月例の修正パッチにまで、致命的なバグが仕込まれる事例が多くなった。
修正パッチを導入することにより、かえってPCの挙動が不安定になり、作業に支障をきたすようになった。
ユーザーが修正パッチを「MSの公式ウィルス」とまでバカにする事態にまで発展した。

そうしたことから「強制的な自動更新はいい加減やめろ!」と、さんざん言われ続けてきたのだが、マイクロソフトはそうした声を無視し続けてきた。
だが、あまりにも致命的なバグだらけになり、Windowsを使うビジネス界からも

「お前らの都合でWindows7からWindows10にアップグレードしたのに、これでは仕事にならない!!」

と、厳しい批判が相次ぎ、とうとうそうした声に向き合わざるを得なくなった・・・というわけである。
殿様商売の弊害と無能なwin10の開発スタッフの傲慢さが招いた結果とも言える。


更新の一時停止はした方がいいのか?

これは、何とも言えない。
というのは、緊急性の高い修正パッチが配信される可能性もあるからだ。
なので、これまでアップデートをしてもPCは特に不安定になってない、という人は、特に一時停止する必要はない。

逆に、煮え湯を飲まされてきたユーザーは、月例の更新やメジャーアップデートに合わせて、更新を一時停止して、様子を見る、と自分の環境に合った対応をすればいいと思う。
俺はメジャーアプデで何度か挙動が不安定になった経験がある。
なので、メジャーアプデは1ヶ月~2ヶ月、様子を見ることにしている。


 【簡易的なメモリ診断のやり方】

さて話題を変えて、PCメンテナンスの第四弾でも。
これは、メモリの状態を診断して、不具合がないか調べるために使う。
Windowsに標準で装備されている診断機能である。

ただ、メモリ容量が増えた昨今、診断にかなりの時間がかかる。
ググってみると、32GBのメモリの診断で、2時間以上かかるそうだ。
なので、食事や入浴中に診断しておけばいいと思う。

左下の「田」マークをクリック。
その中の「Windows管理ツール」の中の「Windows メモリ診断」「右クリック」
左クリックではない。右クリック
その他の項目の中の「管理者として実行」をクリック。



すると下の画像が出てくるはず。
そして、「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」を選ぶだけ。
あとは自動で作業してくれる。時間がかかるがw




結論から言うと、普通にPCを使っててメモリが不具合を起こすなんてことはまれなので、まぁ気になるなら数年に一度診断しておけばいいと思う。
PCを酷使してるなら、メモリも消耗してるだろうけど・・・。

最後に、過去に記事にしたパソコンの状態診断のURLを貼っておくので、参考までに。
しっかりPCのメンテをして、快適なPCライフを送ってほしい。


第1回「Windows10に実装されている標準の機能を使ったメンテナンス方法」



第2回「PCの状態を調べる便利なフリーソフト」



第3回「物理メンテナンス」
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今回は、初心者向けの物理的なメンテナンスをざっと紹介する。

「CPUクーラーを取り外して、グリスを塗り直して~・・・」といった、中級者向けではないのでご安心。

PCのケース内は放置してないかな?
PCの不調の原因の一つに、掃除不足がある。
内部に埃が溜まったり、ケーブルが外れかかったりしていて、トラブルに見舞われることも少なくない。

内部の掃除をしつつ、ケーブルのゆるみをチェックしておこう!

用意するのは、台やケーブルの埃を取る「濡れ雑巾」と「エアダスター」

その前に、前回・前々回の記事のURLを載せておくか。
前回は、PCの状態を調べる便利なフリーソフトを紹介した。
(記事はこちら → http://rlyehgobangai.side-story.net/pc/20200210

前々回は、Windows10に実装されている標準の機能を使ったメンテナンス方法を掲載した。
(記事はこちら → http://rlyehgobangai.side-story.net/pc/20200209


この2台のPCは俺が使っているデスクトップPCである。
黒いスリム型がメイン機(ネットと軽作業用PC)
ピンクのATX型がサブ機(高負荷がかかる作業用PC)
2台使い分けている。当然だが。

 

室内で使うには、PCはデスクトップに限る。
空冷式で夏場も安定するしな。
特にサブ機は複数のファンを取り付けてあるので猛暑も問題ない。
メイン機に至っては、省電力仕様(消費電力65W)でパーツをチョイスしているので、冬場はファンレスにもできるw


さて、本題に入るか・・・w

まずは、メイン機の掃除を行うが、背面を見るとご覧のようにケーブルが多数取り付けてあるので、それらを全部外す。



何のケーブルかって?
電源、モニター、サターンコントローラー、ワコムの液タブ(HDMIとUSB)、スピーカー(出力端子とUSB)、有線LAN(有線は安定する)。
なお、マウスとキーボードは無線である。

外したら、ケーブルの汚れを濡れ雑巾でふき取り、ついでに台の上も拭く。
埃がすげぇw




お次は、ネジを外す。
そして、側面パネルを外す。




このパネルは丸い部分を押しながらスライドさせると簡単に外れる仕様になっている。




外すとご覧のようになってる。
マザボ、SSD、HDD、光学ドライブ・・・電源?
電源はない・・・というよりマザボに搭載されてる。
おかげで省スペースよw




さーて、エアダスターの出番だ。
まずはざっと、マザボ部分を見て、埃を吹き飛ばす。




おっと、外したパネルの裏側・・・うわっ、やっぱり埃が溜まってる・・・。
わかるかな?特に底の方がひどい。




次は前面パネルを外してみるか。
この取っ手を外し、パネルを外す。




おおお・・・w
前面パネルの裏側や吸気口部分がひどい。
白っぽく映ってるのは埃w




ケースの前部を見ると・・・うわわw
ここは吸気ファンがある。
外気を取り込むので、当然埃も溜まりやすい。




前部を裏から見てみよう。
見づらいかもしれんが、ファンの羽根に埃がw
ぎゃあああw




ドライブが取り付けられてる所を確認してみる。
このケース、ドライブの装着部分は可動させることができる。
って、やっぱり埃がw
掃除掃除!




・・・と、ここでケーブルのゆるみ具合をチェック!!

すると、ゆるみを発見した。

一旦、ケーブルをドライブから外して、きちんとつけ直す。
ここ、重要なポイントね!!




小型の排気ファンも埃が溜まってるので、掃除掃除!




最後に改めてケーブルのゆるみや、埃をチェックし、パネルを閉めて完了。
さて・・・もう1台の掃除だ!




サブ機の方も、台の上はごらんのように埃だらけ。
雑巾で拭く。




背面のケーブルを外したら、ネジを取って、側面パネルを外す。




画像ではわからないけど、グラボや電源などの上にうっすら埃が溜まっているw
ついでに反対側の側面パネルを外してみる。



背後に回せるケーブルは背後に通してある。
見映えをよくするためだが、正直、うまくいかないw

前面パネルを外してみる。
やはり埃が溜まっているので、エアダスターなどでキレイにする。




このフィルターはケース底面に装着されている。
電源の吸気ファンがゴミを吸い込まないように、デフォで装着されてた。




埃や汚れをキレイにしたら、ケーブルのゆるみチェック!
1ヵ所、ゆるみを発見したので、しっかりつけ直す。




このように、PCは定期的に点検することをおススメする。
ケーブルのゆるみなど、物理的なエラーで動かない、ということも実際あるのでね。
前回は、Windows10に実装されている標準の機能を使ったメンテナンスのことを載せた。
(記事はこちら → http://rlyehgobangai.side-story.net/pc/20200209

今回は、フリーソフトを使った診断・メンテナンスのことを載せようと思う。
紹介するソフトはどれも無料で、古くからある定番のフリーソフトである。

・CPU-Z
・めもりーくりーなー
・CCleaner
・クリスタルディスクインフォ
・クリスタルディスクマーク
・デフラガー(最近使ってないので画像無し)

それでは紹介していこう。


【CPU-Z】

このソフトは、ハードウェアの情報を表示してくれるソフトである。

「CPU」「キャッシュ」「マザーボード」「メモリ」「メモリ詳細」「グラフィックス」「ベンチ」

と、一通りの情報を入手できるので、PCに何かあって店員に相談に行くとき、ネットで助言を求める時に大変便利である。
自分が使っているハードウェアがどういったものかわかるからだ。


ちょっとしたCPUのベンチマークを表示させることもできる。
通常のベンチと、負荷をかけた状態と、二通りの調べ方がある。
まぁ普通は使わないw


【めもりーくりーなー】

このソフトは、メモリやCPUの使用率をリアルタイムで表示してくれるソフトである。
起動させると左上に小さく表示され、常駐し、メモリ使用率を監視してくれる。
ワンクリックでメモリを掃除してくれるし、設定次第で自動で掃除もしてくれる。


・・・が、俺はわざわざ使ったりはしない。
語弊があるかもしれんが、このソフトはPCにメモリをあまり積み込めなかった時代に重宝されていたソフトである。
日進月歩で進歩し、ローエンドPCでも16GB以上もメモリを積み込める時代に、有用性はあまりないように感じる。

そもそもこうした常駐ソフトは、PCのパフォーマンスに少なからず影響する。
ただでさえwin10は、バックグラウンドで大量のプログラムが動いているのである。
不要な常駐ソフトはなるべく使用しないのが、俺のやり方である。

どーーーーしても、メモリやCPUの使用率が気になるなら、タスクマネージャでも起動しとけ。


【CCleaner】

このソフトは、PC内の不要なファイルやレジストリ、クッキー等を消去してくれるソフトである。
それ以外にも、不要なスタートアップを無効化し、PCの立ち上げやパフォーマンスをよくしてくれる。

俺がこのソフトを使う場合は、セキュリティソフトでPCをフルスキャンしたり、SSDを最適化するときである。
ムダなゴミファイルを消去した上で、スキャンや最適化するようにしている。


上の画像は、詳細クリーンで解析したところ。
そんなしょっちゅう消去する必要はない。
PCの使用頻度によるが、まぁ1ヶ月~半年に一度程度解析して、スッキリさせたいならクリーンするといい。



これはレジストリの画面。
通常いじる必要はないが、win10の月例&メジャーアップデートやソフトのインストール・アンインストールを繰り返したりするなどで、不要なレジストリが生成される。
こうしたレジストリは、PCの立ち上げにも影響したりするので、まぁ半年~1年に1回くらい掃除しておくといいかもしれない。



システムの復元ポイントの画面。
3つもポイントが生成されている。
使うこともないし、最新の一つを残して消去するのがいい。


注意事項として、「CCleaner」は常駐する可能性があるので、設定で常駐しないように設定する。
一番最新だとわからないが、以前、インストールすると強制的に常駐するようになり、ユーザーから不満が出ていた。
画像を見ながら、以下の項目にチェックが入っていたら外すといい。

・「PC起動時にクリーンアップを自動実行」のチェックを外す




・「ゴミファイルが溜まったら通知」と「スマートクリーニングを有効化」のチェックを外す




・「匿名の使用データを送信してCCleanerを改善する」のチェックを外す




俺は、それ以外にスタートアップで余計な自動起動を複数無効化しているが、そこら辺は正直お教えできない。
というのは、人それぞれ、使っているソフトや常駐しているソフトが違うから。
下手に無効化すると、手動で立ち上げなきゃならないハメになり、かえって不便になる。
それでもアドバイスできるとすれば・・・

・自動起動する必要のないソフトを見極めてスタートアップをオフ
(ソフトによっては、PCの起動と同時に更新の有無を確認するソフトがある。そうしたものもオフにできる。)

・ウィルスセキュリティソフトのスケジュールスキャンをオフ
・ウィルスセキュリティソフトの自動更新をオフ
(この2つは、CCleanerではなく、セキュリティソフト内の設定で変更する。
経験上、スケジュールスキャンはしょっちゅう必要ないし、更新も自分のタイミングでする方が、バックグラウンドで動かれるより遙かにマシ。)


【クリスタルディスクインフォ】

このソフトは、ストレージの状態を表示してくれる超便利なソフト。
使わない手はない。
あくまで参考値的な部分はあるが、それはどのソフトも同じ。
カンペキに状態を診断してくれるソフトなど、基本ありはしない。あったとしても有料。

画像はOSを入れているSSDの情報。
「正常(97%)」というのは、寿命のこと。

   

約4年、ほぼ毎日数時間使っても、ごらんのように寿命は3%しか減ってない。
各項目も青いランプのみで、どこも異常はないw
だが定期的に覗いてみて、黄色いランプや赤いランプが出ていたら、調べてみるといい。
ランプってのは、各項目の左側の丸いマークな。


こっちは個人的データの入っているHDDの情報。
同じように何も心配する必要はない。




メモリやCPUの占有率同様、ビギナーほどこうした数値を知るようになると過剰に反応するが、いたずらに不安になる必要はない。
ストレージなんてものは消耗品。壊れる時は壊れる。
だから、定期的に外付けHDDに個人データをコピーするなどして、バックアップをしっかりする。

むしろPCの熱対策やwin10のセキュリティ更新アップデートをしっかりやっとけ。


【クリスタルディスクマーク】

このソフトは、ストレージの速度を計測する超便利なソフト。
なんか遅くなったな~、と思ったら、これで計測してみるといい。

そのためには、当初の速度も計測してテキストで残しておく必要があるが、手順も超簡単なので、何も迷うことはない。
計測が完了したら、「ファイル」→「保存」で任意のフォルダにテキストで計測結果を保存できる。

これは俺のSSDの計測データ。

 


こっちはHDDの計測データ。


計測して著しい速度低下があったら、前回紹介したエラーチェックやクリスタルディスクインフォを使用して、異常がないか調べてみる。
まぁ滅多にそんな状況になることはないんだけどね・・・。

ビギナーはこの二つの画像を見比べて、SSDとHDDの数値の違いに気づいたかな?
SSDの方が数値が高い。つまり、HDDより高速である、ということ。
PCが重い・・・と、思ったら、メモリを増設したり、OS入れてるHDDをSSDに換装するといい。
手軽にPCが高速化される。


【デフラガー】

今は使ってないんで画像はない。
SSDになって、win10のトリム機能で充分になった。
HDDをメインで使ってた頃は、よく使っていた。
Windows標準のデフラグは性能が悪いんで、こっちのフリーのデフラグソフトを使っていたのである。
今もHDDをメインで使ってる人は、このデフラガーを使ってみるといいかもしれない。


次回は、初心者でもできる「物理的なメンテナンス」を紹介しようと思う。
それでは!
長い間、PCを使ってて、何もメンテナンスしてない・・・なんてことはないだろうか?

この世で人間が使用するもので、メンテナンスが不要なものなど、まずありはしない。
楽器、スポーツ用品、車、自転車、ホビーラジコン、家電、台所用品・・・、人間だってそうだ。そして、当然だがパソコンも例外ではない。

PCは使えば使うほど、表面上には出てこないゴミファイルが溜まるなどして、動作はどんどん重くなるし、それが原因で不具合が出ることもある。
ストレージ、電源、マザーボード、CPU、メモリ・・・どれも消耗品だ。
中でも、ストレージ(HDD)と電源の故障率は高い方である。

そこで、わずかな時間で簡易的にPCの状態をチェックする方法を載せておく。
広告もないし、安心して読んで欲しいw

【標準の機能を使ったいらないファイル消去!】
【標準の機能を使ったデフラグとトリムの方法!】
【標準の機能を使ったストレージのチェック方法!】

以上、3つの項目に分けて説明するが・・・
「そんなのチェックするソフト持ってねーよ!」「ビギナーだから全然わからん」って方もご安心。
Windowsには標準でいくつかの診断機能が備わっている。
むしろそうしたビギナー向けに紹介するのである。


【標準の機能を使ったいらないファイル消去!】

・いらないファイルの消去
・やる頻度・・・半年~1年に一度程度(PCの使用頻度による)

Windowsのトップ画面で、左下の「田」マークをクリック。
その中の「Windows管理ツール」を開く。 




次に「ディスククリーンアップ」を右クリック。
左クリックではない。右クリック。
そして、「その他」の項目の中の「管理者として実行」をクリックする。




すると、ドライブ選択画面に入る。
基本的にOSが入っているドライブは「C」なので、「Cドライブ」を選択する。
シークバーが溜まるまで数十秒待つ。
すると、こうした画面が出てくる。




「ディスククリーンアップ」と「その他のオプション」とある。
まずは、「ディスククリーンアップ」を行う。

ここで、消したい項目にチェックを入れて、OKをクリックすれば、数十秒で消去が完了する。
どの項目を消していいかわからない場合、デフォルトでチェックが入っているままでいいと思う。

注意したいのは、画像にある「Windows updateのクリーンアップ」。

経験上、これはチェックを外した方がいい。(デフォルトでは外れてるはず)
消すとマズイ・・・のではなく、いつまで経っても消去が完了しないからだ。
単純にディスククリーンアップの機構に問題があるようで、マイクロソフトはこの既知の問題を放置し続けている。

例えば、俺の場合、画像にあるように約3GBの「Windows updateファイル」が溜まっている。
普通、SSDで3GB程度のファイルを消去するのに1分もかからない。
ところが、これにチェックを入れて消去しようとすると、何時間経っても消去が完了しないのだ。
win10をクソOSにしている一つである。

では次に余分な「復元ポイント」の消去をしよう。


・復元ポイントの消去
・やる頻度・・・半年に一度程度

次に「ディスククリーンアップ」の隣の「その他のオプション」をクリックすると、こうした項目が出る。
「プログラムと機能」は、アプリやソフトのアンインストール画面なので、今回はパス。
下の「システムの復元とシャドウコピー」を見てほしい。




これは、「復元ポイント」を消去できる項目だ。
最新の一つのポイントを残して、古いポイントを消すので、安心して「クリーンアップ」をクリックして消去してほしい。
ディスククリーンアップを実行するときに、ついでにやればいいと思う。


「復元ポイントって・・・??」

win10のアップデートや何かソフトをインストールした際に、システムが不安定になるなどして、前回の構成に戻したいときに戻せる機能のことである。
だが、正直こんな機能を使うことは滅多にないし、そもそもwin10の復元機能は正常に動かない場合もある地雷システム。玄人ほど使わないw

しかも、復元するポイント個数をいじってないと、4つや5つもポイントを作成し、ひどいときは十数GBも容量を食っていることもある。

「Cドラにでけぇファイル保存してないのに、なんかストレージの容量が減ってる・・・」という時は、たいてい「Windows updateファイル」か「復元ポイント」のせい。

これで、ざっとではあるが、余分でいらないファイルの消去ができた。
次の説明に移ろう。


【標準の機能を使ったデフラグとトリムの方法!】

『ストレージがHDDの場合』
頻繁にPCを使っている!
・・・半年に一度分析してみて、断片化が30%以上ならデフラグ

さほどPCを使っていない!
・・・1年に一度分析してみて、断片化が30%以上ならデフラグ


『ストレージがSSDの場合』
・・・よく使っているなら、10日~1ヶ月に一度はトリムを実行した方がいい。
さほどPCを使ってなくても、1ヶ月~2ヶ月に一度はトリムはやっておいた方がいい。


では、やり方を載せよう。
Windowsのトップ画面で、左下の「田」マークをクリック。
その中の「Windows管理ツール」を開く。




次に「ドライブのデフラグと最適化」を右クリック。
左クリックではない。右クリック。
そして、「その他」の項目の中の「管理者として実行」をクリックする。

 


すると、ドライブ最適化画面(下の画像)に入る。




この画像は俺のドライブ構成である。
「OSをSSD」に「個人データを1台のHDD(ドライブは2つに分けている)」に保存している。

Windows10はSSDとHDDを自動で判別してくれる。
なので、SSDは「最適化」をクリックすればいい。
十数秒で最適化(トリム)が終わる。

HDDは、まず「分析」をクリックする。
俺の場合、どちらのドライブも断片化は10%以下なので、最適化の必要は特にない。
ここで、かなり断片化が進んでいたら「最適化」をクリックする。
経験上、断片化が10~20%程度では、さほど気になる程度ではない。
まぁ20%で気になるならやった方がいい。その辺は、個人の考え。

注意点は、いくらデフラグをかけても、データが入っている以上、断片化は0%にはならない。当然だが。
また、HDDの空き容量に対して、使っている容量が多いほど、断片化の割合も当然増える。
HDDの空き容量がたくさんあるのに、断片化が多い・・・という時に最適化するといい。

もう一つの注意点は、HDDのデフラグはHDDの容量や断片化の割合によって時間がかかるときがあること。
なので、もしやるときは、食事前や入浴前に最適化しておくといい。
食事が終わったり、お風呂上りには最適化が終了しているという算段である。頭いいな俺。


さて、この画像にある「スケジュールされた最適化」だが・・・。

ここは「オフ」にしておいた方がいい。
というのは、ここを「オン」にしてしまうと、PCを使っている間に、突然デフラグが始まったりしてパフォーマンスが落ちる場合がある。

SSDはともかく、大して断片化してないHDDは頻繁にデフラグする必要などない。
むしろ、頻繁にデフラグするということは、HDDを無駄に使うことになるので、物理的にHDDの寿命を縮めることになる。余計なお節介機能はオフにするに限る。


「デフラグってなに?」
「トリムってなに?」

色々PCを使っていく中(保存したり消去したり)で、画像をHDDに保存したとする。
ところが、その1枚の画像は、ジグソーパズルのように断片化されて保存されてしまうことがある。
画像を表示する際は、PCが「1枚の画像ファイル」として表示させるので、なんら問題はない。

が、そうしたことが重なり、繰り返されることによって、HDD内のデータはどんどん断片化されていく。断片化が増え続けると、HDDの処理が遅くなる。
それを整理整頓させてやるのが「デフラグ」だ。


一方、「SSD」は「HDD」とは全く異なる機構を備えた、高速に読み書きできる高性能ストレージである。

色々使っていく中で、データを空いている未使用領域に保存するようになる。
「トリム」は、データを保存したり消去したりしてできた領域を整理整頓し、再び空き領域として再利用する役割がある。
空いてる未使用領域は未使用として残しておくことで、SSDの寿命や速度を適正に保つ・・・というわけだ。
(SSDに関することは勉強不足なので、説明に間違ってるところもある・・・)


「つまり、SSDってどう運用したらいいの?」

「OS」と「個人データ」を「1台のSSD」で運用したり、容量ギリギリで運用したり、というのは、SSDの寿命や速度を低下させることにつながる。たとえトリムを実行しても、だ。
SSDは使い込めば使い込むほど、速度が落ち、確実に寿命を迎える設計になっている。
なので、多少、PCをかじったことのある人間は、「OS」と「個人データ」を「1台のSSD」で運用したり、容量ギリギリで運用したり、といった自爆行為はまずしない。

「OS」や「アプリ、ソフト」は「SSD」に・・・。
「個人データ」は「HDD」に・・・。
「SSD」の空き容量は常に4割以上はキープ・・・。

というように、SSDの負担を減らしてやるように心がけている。


【標準の機能を使ったストレージのチェック方法!】

・ドライブの異常を調べる
・やる頻度・・・1年~3年に一度程度
(HDDから変な音がする。妙に動作が重い。という場合は、エラーチェックをしてみるといいかも。)

では、ドライブのエラーチェックを説明しよう。
これは簡単。

画像のように「PC」の画面を出す。
「ローカルドライブC」にカーソルを合わせ右クリック。
その一番下に「プロパティ」という項目があるので、それをクリック。




さらに、その中にある「ツール」を選ぶと、下の画像が表示されるはずである。
その中の「エラーチェック」の中の「チェック」をクリックする。




通常、数分で終わるのでクリックしたら待つだけ。
よほどひどい使い方か古く使い込んでるストレージでない限り、エラーが出ることはないと思う。俺なんて、結構酷使してるのに、エラー出なかったしw
「ドライブD」や「ドライブE」がある場合、同じようにチェックしてほしい。


これで、「標準の機能を使ったPCメンテナンス」は終わり。
意外と簡単だったはず。

次回は「フリーソフトを使ったPCメンテナンス」を紹介したい。
さて、使い慣れた高性能OS・Windows7のサポート終了がマジで間近に迫っている。

そこで当ブログでは、画像を載せながら、つい先日(2020年1月11日)にWindows7からWindows10へダウングレードした様子を載せて・・・
「まだwin10にしてない」「やり方わからない」「解説サイト見ても広告多くてうざい」
・・・って人のために解説しようと思う。

念ために記載しておくが、今回は「win7にwin10をクリーンインストールする」という形を取るので、その辺、間違えないように。
Cドライブに入っている個人データは引き継がれないので注意。

それともう一つ!

これはあくまで自作PCに限った自己体験談である。
メーカー製やBTOの場合、思わぬ縛りやwin10への非対応などがあり、不具合が発生する可能性もあるので、あくまで参考程度に受け止めてほしい。
メーカー製やBTOの場合、まず公式サイトに行き、自分のPCがwin10に対応しているか調べること。

【Windows7からWindows10にダウングレードしよう!】

さてwin10を入れる前に、これを用意してほしい。

・時間(何が起こるかわからない。半日つぶす覚悟で)
・8GB以上のUSBメモリ(win10を入れ、ここからインストールする)
・自分のWindowsが「HOMEエディション」か「PROエディション」か調べる
・Windows7のプロダクトキー(OSの箱か、メーカー製やBTOならPCか書類に記載)
・モデムの暗号キー(ネット接続を求められる。モデムに記載されてるはず)
・外付けのストレージ(OSと個人データを同一のストレージに入れてる場合)


【俺のwin7機のスペック】

OS Windows7PRO
CPU corei5
メモリ 16GB
ストレージ SSD
グラボ GTX1650


【Windows10にするのにかかった時間】

約1時間(トラブル発生なしだった)


【手順1】

まず、このURLから「ツールを今すぐダウンロード」を選び、win10をダウンロードしてほしいhttps://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

ツールをダウンロードしたら、それを実行して、指示に従う。
ここでUSBメモリを要求されるので、用意したUSBメモリにwin10を入れる。
光学メディアでも可能だが、USBメモリの方が楽。

【手順2】

個人的なデータを外付けHDDにバックアップしておく。
OSと個人データを同一のストレージに入れてる場合、win10を新規で入れる形になるので、個人データは消失する。
OSと個人データを別々のストレージにしている、という人も、念のためにバックアップは取っておいた方がいい。


【手順3】

win10を入れたUSBメモリをPCに挿して、PCを再起動させ、BIOSの画面を出す。
BIOSの画面の出し方は、メーカーによって異なるので、わからない場合は調べてほしい。
BIOSの画面を出したら、起動順序の項目がどこかにあるはずなので、USBを最初にして、設定を保存し終了を選択する。
すると、PCが再起動する。

USBが最初に起動するので、この画面が出るはずである。
出るまでに数分かかる場合もあるので、スマホでガチャゲーしながら待つ。



出ない場合は、設定の保存をしてないか、USBメモリにきちんとwin10が入ってない可能性がある。よく確認してほしい。


【手順4】

ライセンス認証を求める画面が出たら、まずは画面下の「プロダクトキーがありません」を選択する。
プロダクトキーは最後に入れるから大丈夫。



【手順5】

「インストールするオペレーティングシステムを選んでください」
という画面が出たら、使ってたWindows7がHOMEかPROか思い出してほしい。
HOMEならHOME、PROならPROを選ぶ。

 

ここでウソをつくと、いずれ垢バンされることもあるので、正直に答えること。
次に「同意」にチェックを入れて「次へ」をクリック。



【手順6】

「インストールの種類を選んでください」と出たら、下の「カスタム」を選ぶ。




【手順7】

「インストール場所を選んでください」と出たら、OSが入っていたドライブを選ぶのだが、その前に、この画面でやることがある。
それは「フォーマット」だ。

ストレージを別々にしている場合、間違っても個人データが入っているストレージをフォーマットしないように。



この画面は俺のだが、OSが入っているのは「ドライブ0 パーティション3」
つまり、これをフォーマットする。
フォーマットをしたら、改めてドライブを選び、次へをクリックする。

フォーマットをしないでインストールしたらどうなるか?
空き容量部分にwin10を入れることになるので、最終的に使える容量が少なくなる。
全体の容量-win7のOS+win10のOS・・・ということ。
win7は使えないんだから、もう必要ないし、通常後からwin10上でこの部分を抹消はできない。
だからここでフォーマットをかけるのだ。
(後から抹消できないこともないが、めんどくさいだろ?)


【手順8】

インストール中の画面が出たら、当分することはない。

この画面を見続けて、哲学を見出すか・・・
スマホでソシャゲをするか・・・
テレビでも見るか・・・
ひとときの安寧をかみしめるがいい。



【手順9】

無事、インストールが終わったら「ネットワークに接続しましょう」という画面が出る。
ここで、自分が使用しているモデムを選び、モデムの接続キーを入力する。
入力したら、次へをクリック。





 


【手順10】

「設定する方法を~」と出たら「個人用に設定」を選択。



【手順11】

「マイクロソフトアカウントでサインイン」の画面が出たら・・・ 

・マイクロソフトアカウントを持ってなくて、作成したい
ここで作成してもいいし、後で作成してもいい。

・アカウント持ってる
あとでサインインすりゃいいし、ここで入れる画面出たらサインイン。

結論!!!!

俺はアカウント持ってない。作る気もない。
めんどくさいから、画面左下の「オフライン アカウント」を選んどけ。はい次。


画面左下の「制限付きエクスペリエンス」を選んどけ。はい次。


「このPCを使うのはだれですか?」



適当にニックネームつけてOK。後で変更できる。
適当に名前入れたら、次へ。


【手順12】

「パスワードを作成します」という画面が出たら、これはPCのログインパスワードなので、一応、覚えておくように。



ひとまず適当なのを作っておく。
これも後で再設定できるし、アカウント持ってる人は、あとからPINで入れるようにしたらいい。



セキュリティの質問も上に同じ。
作ったら、メモっておく。

パスやセキュリティ質問関連は、メモっておくが俺の中の基本。いつ必要になるかわからんしな。
「紙にメモするなって教えられて~」
そんなアホみたいな教えは守る必要ない。
俺は大量のIDとパスワードをメモ帳にわかりやすく記載している。


【手順13】

ここから個人情報の取り扱いになる。
この画面が出たら、「いいえ」を選ぶ。


この画面が出たら「拒否」を選ぶ。


プライバシー選択も、全て拒否を選んで「同意」を選択。
いたずらにプライバシー情報を明け渡す必要はない。



【手順14】

この画面が出たら、日本語を選択。




なんか画面のサイズが変だから、解像度を適切なサイズに変更。



【手順15】

ライセンス認証はここで行う。
Windows7のプロダクトキーを入力。
これで認証は完了。



【手順16】

ひとまず更新プログラムがきてないかチェック。





【手順17】

次にドライバに異常がないか確認する。
この画面を出して、「デバイスマネージャー」を起動。





コントロールパネルの表示方法は俺は変えてる。
デバイスマネージャーが起動したら、「!」「?」がないか確認。

なくてもドライバが古い場合もあるので、ここからは自己責任と任意で確認・アップデート。
幸い、俺の場合は特に問題なかった。


【終了】

これでWindows7からWindows10へのダウングレードは一応完了。
アプリのインストールなど、再構築は大変だけど、ここまでの所要時間は特にトラブルもなく、1時間未満。

プロフィール

HN:
ルルイエの通行人
性別:
非公開
自己紹介:
アメリカ・マサチューセッツ州アーカムの郊外在住。
日本の実家には、ときどき戻っています。

RoBERTの歌を愛し、RCカーのレストアに心を砕き、自作PCにも手を染め、自転車を駆り、サブカル全般にも興味があります。

 

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